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問題
A、B、Cの3人は、それぞれ2か国ずつ海外旅行をしたことがある。この3人の間で、ア ~ オ が行われたことがわかっているとき、Aの旅行先はどこか。
ただし、A、B、Cが訪れた旅行先は、フランス、イタリア、ギリシャ、カナダ、中国、タイの6か国で旅行先の重複はなかったものとする。
ア Aはフランスを旅行した者から本を借りた。
イ Cは中国を旅行し、フランスを旅行した者へ絵葉書を送った
ウ 3人はそれぞれの旅行先であるギリシャ、タイ、フランスのお酒を買い、帰国後に持ち寄ってパーティーをした。
エ Bは旅行先で、イタリアを旅行中の者と国際電話をした。
オ タイを旅行をした者は、帰国後すぐに中国を旅行した者に電話をした。
- イタリアとカナダ
- イタリアとタイ
- ギリシャとカナダ
- ギリシャとタイ
- カナダとタイ
想定問題
解答
解説
このような問題は対応表を書いて整理していきます。
※ご自身の手で書きながら、考えながら読み進めましょう。
これは、他単元でもそうなのですが、この対応表に関しては、より強くそれを勧めます。
分からなくなったときに、ヒントだけ見に来るように使いましょう。
解説の文章だけ読んでいても、かえってわかりにくいことがあります。
ア:Aはフランスを旅行した者から本を借りた。
これは、Aとフランスを旅行したものが別人であることを示す文です。
このように暗に示すことは、論理パズルではよくある手法です。注意深く文を読みましょう。
これとあわせて、イエオの条件を表に入れると下のようになります。
イ:Cは中国を旅行し、フランスを旅行した者へ絵葉書を送った
エ:Bは旅行先で、イタリアを旅行中の者と国際電話をした。
オ:タイを旅行をした者は、帰国後すぐに中国を旅行した者に電話をした
ここで、フランスの列に注目すると、フランスに行ったのはBと決まります。
よってBのフランスの欄に〇を入れます。
さらに、ウの条件です。
ウ:3人は、それぞれの旅行先であるギリシャ、タイ、フランスのお酒を買い、帰国後に持ち寄ってパーティーをした。
これは、ギリシャ、タイ、フランスに行ったものが別々の人であることを示しているので、
フランスに行ったBは、ギリシャにもタイにも行っていません。残った1つであるカナダに行ったことがわかります。
ここまでの表です。
するとタイに行ったのがAであり、そのAはギリシャに行っていないので(条件ウより)
ギリシャに行ったのはCと決まります。
Aがイタリアに行ったこともわかります。
よって、Aはイタリアとタイに行きました。選択肢2が正解です。
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