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【対応関係】問題3

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問題

男性A、Bおよび女性C、D、Eの計5人が、ある週の月曜日から金曜日までの5日間、コンビニエンスストアでアルバイトをした。A~Eのアルバイトの日程について次のア~エがわかっているとき、確実にいえるのはどれか。
ア 各曜日とも3人が働き、また、A~Eはいずれも3日間働いた。
イ 各曜日とも男性が少なくとも1人は働いた。
ウ Aが2日間連続して働いたことはなかった。また、Eは3日間連続して働いた。
エ Bは金曜日に働き、また、C,DはそれぞれEと1日だけ一緒に働いた。

  1. Aは、Cと2日間一緒に働いた。
  2. Bは、Dと1日間一緒に働いた。
  3. Cは、Dと2日間一緒に働いた。
  4. Dは、水曜日に働いた。
  5. Eは、火曜日に働いた。

国Ⅱ 2006


解答と解説

解答


解説

アとウより
Aが2日間連続して働かずに3日働いたので、月、水、金に働いたことが確定します。
また
イ:各曜日とも男性が少なくとも1人は働いた。
より、Bは金曜日の他2日は、火、木に働いたことが確定します。

公務員数的処理KOMAROコマロ 判断推理 対応関係  問題3 図1

次に
ウ:Eは3日間連続で働いた
ので、(月火水)か(火水木)か(水木金)のどれかになります。
Eが水曜日に働いている ことが確定します。

ここから先は、論理でつめるよりも、3つの場合すべてを書きだしてしまった方が速いかもしれません。
書き出しをするか否かは、適宜、その場で判断をしていくことになります。

以下、全書き出しをしなくても済むような解法を紹介しますが、
論理で詰め切ることと、書き出しで調べることの垣根の低さを
知ってもらえればと思います。

下の表は、女性3人が、一緒に働いたかどうかだけを調べた表です。
ア~オがそれぞれ何曜日なのかはまったくランダムです。
以下のように埋まります。

公務員数的処理KOMAROコマロ 判断推理 対応関係  問題3 図2

ここから、ア~オのどれが何曜日なのかを考えていくわけですが・・・
!!実は、1~5の選択肢を見ると、答えが確定してしまいます!!
3:Cは、Dと2日間一緒に働いた。
ですね。選択肢3が正解です。
なんとびっくりですが、
・A~Eはいずれも3日間働いた
・C,DはそれぞれEと1日だけ一緒に働いた
の2つの条件だけで、答えが出てしまいます・・・

作問ミスといえばミスなのですが、こういうことも起こります。
詰まったら選択肢を見る、ということは何らかの助けになる可能性を秘めていると覚えておきましょう。

ところで、このような作問ミスを期待しても意味はないですし、
このようなことに試験会場の現場で気づける保障もありません。
しっかり場合分けして書きだすこと、論理的に進めていくことを練習しておきましょう。

あらためて、ア~オのどれが何曜日なのかを考えていきます。
ウが金曜日であることが確定しますね。
金曜日だけ作業人数の条件にあいます。
よって、Eは(水木金)と働きました。
アとイのどちらが水曜日なのか木曜日なのかは決定できません。
エとオはどちらも同じで、月、火になります。

確定したことをすべて表に入れると、以下のようになります。
水、木だけは、最後まで確定できません。
これを見ながら選択肢を検討していきます。
正解はもちろん選択肢3:Cは、Dと2日間一緒に働いた。となります。

公務員数的処理KOMAROコマロ 判断推理 対応関係  問題3 図3







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