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問題
ある学生たちに対して、政治、経済、法律、歴史の4科目の履修状況についてアンケートをとった。その結果、次のア~エのことがわかった。このとき確実にいえるものはどれか。
ア 政治と歴史の両方を履修しているものはいない
イ 歴史と法律の両方を履修している者がいる
ウ 政治を履修していないものは経済も履修していない
エ 経済と法律の両方を履修している者がいる
- 3種類の講座を受講している者は、政治を履修していない。
- 政治と法律の両方を履修している者がいる。
- 2種類以上の講座を受講している者は経済を履修している。
- 政治のみを履修している者がいる。
- 法律を履修していない者は政治を履修している。
想定問題
解答と解説
解答
2
解説
論理式より、ベン図が向いています。
どちらが向いているかの判定は、
論理式を書こうとしてみて、あれ書きにくいな・・・
このような判定でOKです。
慣れてくればすぐにベン図向きであることもわかりますが、
こればかりは経験を積むしかありません。
あれどっちだろう?という経験を積んでいってください。
ベン図にしていきましょう。
分かり易い図からかいていきます。
イ 歴史と法律の両方を履修している者がいる
斜線部に該当者がいます。
ウの対偶 経済を履修しているものは、政治を履修している
対偶をとる前のウは
ウ:政治を履修していないものは経済も履修していない
なので、現時点で必ずいるといえる箇所は政治の外側、
つまり政治も経済も履修していないものが必ずいます。
この2つのベン図をアとエの情報で統合します。
ア:政治と歴史の両方を履修しているものはいない
エ:経済と法律の両方を履修している者がいる
重ねてよい部分はどこなのかに気をつけてかきます。
確実に該当者がいるのは斜線部です。
これを見ながら、選択肢を順に検討していきます。
1:3種類の講座を受講している者は、政治を履修していない
誤りです。政治、経済、法律を履修しています。
2:政治と法律の両方を履修している者がいる
確実にいます(そのものは、さらに経済も履修しているわけですが)。
この選択肢2が正解です。
3:2種類以上の講座を受講している者は経済を履修している
確実ではありません。法律と歴史を履修し、経済を履修していないものがいます。
4:政治のみを履修している者がいる
いるかもしれませんが、確実にいるとはいえません。
5:法律を履修していない者は政治を履修している
確実にそうであるとはいえません。
歴史のみを履修している人がいるかもしれません。
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