公務員試験数的処理の分かりやすい解説と問題をの無料オンライン学習サイト

【試合・総当たり戦】問題1

スポンサーリンク

問題

A~Fの6チームが、総当たり戦でサッカーの試合を行った。勝ちを2点、引き分けを1点、負けを0点として勝ち点を計算し、総勝ち点の多いチームから順位をつけ、総勝ち点で同点の場合は得失点差により順位を決めた。今、次のア~カのことがわかっているとき、3位になったのはどのチームか。ただし、同一チームとの対戦は1回のみとする。
ア Aは、BとEに負けた。
イ Bは、Dに負けなかった。
ウ Cは、A、E、Fと引き分け、得失点差によりAの下位となった。
エ Dに引き分けはなく、得失点差によりEの上位となった。
オ Fは、AとDに勝った。
カ 引き分けは4試合あった。

特別区 2011


解答と解説

解答


解説

勝敗が分かっている箇所を星取表に埋めます。
また
イ:Bは、Dに負けなかった。
エ:Dに引き分けはなく、得失点差によりEの上位となった。
イとエの前半を合わせると、BはDに勝っていることがわかります。
ここまでが下図です。

公務員数的処理KOMAROコマロ 判断推理 試合 総当たり戦 問題1 図1

次に、
ウ:Cは、A、E、Fと引き分け、得失点差によりAの下位となった。
の後半です。
AとCは同じ勝ち点であったことがわかります。
その条件を満たすのは、
AがDに勝ち、CがB、Dに負けたときのみです。
ここまでが下図です。

公務員数的処理KOMAROコマロ 判断推理 試合 総当たり戦 問題1 図2

次に
エ:Dに引き分けはなく、得失点差によりEの上位となった。
DとEは同じ勝ち点であったことがわかります。
その条件を満たすのは、
DがEに勝ち、Eは残ったB,Fに対して1分け1敗のときです。

公務員数的処理KOMAROコマロ 判断推理 試合 総当たり戦 問題1 図3

さて次ですが、EはBとFのどちらと引き分けたのだろうか・・・・?
それに
カ:引き分けは4試合あった。
この情報もまだ使っていません。

しかし、実はここから先は考える必要はありません。
本問は3位になったチームが分かればよく、星取表をすべて埋める必要はありません。
この時点ですでに順位は決定しています。

B、Fが1,2位です。どちらが1位なのかは直接対決の結果次第ですが、
考慮する必要はありません(実際に、決定できません)。
Aが5位、Cが6位も決定しています(得失点でCがAの下位とあります)。
D、Eが3、4位ですが、Dが得失点でEの上位とあるので、
Dが3位、Eが4位です。
よって、選択肢3、が正解となります。







スポンサーリンク



→ 総当たり戦 問題2 → 試合 問題一覧

問題と分かりやすい解説一覧

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+

中学数学で穴のある人はこちら

スポンサーリンク

PAGETOP