スポンサーリンク
問題
ビーカーに入った濃度20%の食塩水200gに対して、次のA~Dの手順で操作を行ったところ、濃度9%の食塩水200gができた。
A ある重さの食塩水をビーカーから捨てる。
B Aで捨てた食塩水と同じ重さの純水をビーカーに加え、よくかき混ぜる。
C Aで捨てた食塩水の5倍の重さの食塩水をビーカーから捨てる。
D Cで捨てた食塩水と同じ重さの純水をビーカーに加え、よくかき混ぜる。
以上から判断して、Aで捨てた食塩水の重さとして正しいのはどれか。
- 15g
- 16g
- 20g
- 24g
- 25g
2009 東京都
解答と解説
解答
3
解説
食塩水を捨てて、水を入れるだけの操作なので、溶けている食塩の量を追いかけることは容易です。
はじめの食塩は、200×0.2=40g、最後は200×0.9=18gの食塩です。
Aですてた食塩水の量をXgとすると、下図のようになります。
最後の食塩が18gなので
40× (200-X)/200 × (200-5X)/200 =18
これを整理すると、(200-X)×(200-5X)=18000・・・①
この2次方程式を解いてもよいのですが、5つの選択肢が用意されているケースではあてはめで解を探す方が速いでしょう。
例えば選択肢1のX=15を①に代入すると左辺が
(200-15)×(200-75)
となり、これは計算するまでもなく右辺の18000と等しくないことがわかります。
X=20 のとき、うまくいきます。これが答えです。
スポンサーリンク