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問題
あるテストをA~Eの5人が受けた。彼らのテストの点数について、次のア~オのことがわかった。
ア AとBの点数の差は1点である。
イ BとCの点数の差は4点である。
ウ CとDの点数の差は3点である。
エ DとEの点数の差は4点である。
オ EとAの点数の差は2点である。
このとき、確実にいえることはどれか。
- Aは3番目に点数が高い。
- Bが3番目に点数が高いならば、最高点はEである。
- Cは最高点ではない。
- Dが2番目に点数が高いならば、最高点はBである。
- Eは4番目ではない。
想定問題
解答と解説
解答
5
解説
だれが何位なのか
あるいは
誰と誰で、点数が高いのは誰か
これらの情報がないため、線分図で表現することが難しいです。
このタイプの問題は、A(誰でもよい)をスタート地点とした樹形図による書き出し
が有効です。
以下のようにかいていきます。下図はCまで書いたところです。
さらにDまでかくと以下のようになります。
点線を対称軸として、上下でプラスマイナスの入れ替えれば対称になっていますね。
※これを利用すれば、上半分だけかいて解答可能です。
ゴールのEは、Aとの点差が2点なので、下図のようにしましょう。
DからEへの枝分かれをすべて書くのではなくて、うまくいくものだけを書くのです。
以上、樹形図より、4通りの可能性があることがわかりました。
順に書きだします。
前述の通りですが、①と④は符号の入れ替えをしただけのものです。
②と③も同様です。
樹形図は上半分だけを書いて、うまくいったものの符号替えも書けばOKです。
この表を見ても、選択肢の検討はやりづらいですね。
以下のように順位がわかるような表に書き換えます。
①と④、②と③は互いに順位が真逆になっています。
これを見ながら選択肢を検討すれば、選択肢5 Eは4番目ではない。
が正解とわかります。
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