公務員試験数的処理の分かりやすい解説と問題をの無料オンライン学習サイト

【発言推理】問題1

スポンサーリンク

問題

表に1、2、3、4、5、6の数字が書かれたカードが1枚ずつ計6枚、裏にして床に置かれています。A、B、C、Dの4人がそこから1枚ずつ、自分では書かれた数字が分からないようにカードを取りました。そして、4人それぞれが自分以外の3人に自分のカードの数字を見せました。
そこで、EがA、B、C、Dの4人に聞きました。
「現時点で、自分のカードが4人の中で何番目に大きいか分かる人はいますか。」
すると、Aだけが分かる、といいました。
このとき、4人が取ったカードの組み合わせとして考えられるものはどれか。

  1. 1,2,3,6 
  2. 1,2,4,6
  3. 1,2,5,6
  4. 1,3,4,6
  5. 1,4,5,6

想定問題


解答と解説

解答

2

解説

難しい問題ですが、今回は選択肢から選ぶ形式なので、1つずつ選択肢を調べていくことが早道です。

選択肢1について考察します。

6の人からみると、1,2,3が見えます。自分の数字は4,5,6のいずれかは確定しませんが、自分が1番大きいことが確定します。
3の人からみると、1,2,6が見えます。自分の数字は3,4,5のいずれかは確定しませんが、自分が2番目に大きいことが確定します。

これはAだけが分かったという状況とは異なるので、これが答えでないことが確定します。

同様の考察で、選択肢3、選択肢4、選択肢5が答えでないことが確定します。
選択肢3では、2と5の2人が分かります。
選択肢4では、誰も分かりません。
選択肢5では、1と4の2人が分かります。

選択肢2について考察します。

4の人からみると、1,2,6が見えます。自分の数字は3,4,5のいずれかは確定しませんが、自分が2番目に大きいことが確定します。
それ以外の人は自分の順位は判明しません。これが答えです。

よって選択肢2です。







スポンサーリンク



→ 問題2 → 発言推理トップに戻る

問題と分かりやすい解説一覧

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+

中学数学で穴のある人はこちら

スポンサーリンク

PAGETOP