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問題3
先生がAとBの前に次の18枚のトランプをならべました。
- ハート: 13 , 4 , 1
- クローバー:13 ,12 ,10 ,7 ,6 ,4
- ダイヤ:7 ,1
- スペード:11 ,9 ,8 ,5 ,4 ,3 ,2
先生「私の好きなカードが1枚だけこの18枚の中にある。そのカードのマークだけAに教えるよ。そしてそのカードの数字だけBに教えるよ」 と言って、それぞれそっと教えました。下はそれぞれ教えらえた後の2人の会話です。
- A「先生の好きなカードの数字はぼくにはわからないけど、Bも先生の好きカードのマークはわからないはずだよ」
- B「確かにわからないけど。Aがそう言うということは・・・うーん、まだわからないな」
- A「あっ!それなら先生の好きな数字がわかったよ。」
先生の好きなカードの数字はいくつですか。
- 1
- 4
- 7
- 11
- 13
想定問題
解答と解説
解答
1
解説
はじめにAが「Bもマークがわからないはずだ」と言ったのはなぜでしょうか。
もしBの聞いた数字が11だとします。11があるのはスペードだけなので、Bはマークがわかります。
つまり、1枚しかない数字をBが聞いたなら、Bにはマークがわかる、のです。
Aのはじめの発言は「Bは1枚しかない数字を聞かなかった」という根拠があるからです。
スペードとクラブには1枚しかない数字があります。Aが聞いたマークはハートかダイヤだったからこそ、はじめの発言になったのです。
このAの発言からBにはマークについての情報がもたらされます。
Aが聞いたマークは、ハートかダイヤです。
Bは自分の聞いた数字と、このマークの情報をもとにマークの特定ができるかどうか考えます。
- ハート:13 4 1
- ダイヤ:7 1
Bの持っている数字の情報が1のときのみ、Bはマークを特定できませんので、ここで「まだわからないな」という発言に至ります。
このBの発言からAは数字を1と特定できました。
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