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【真偽】問題2 

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問題

ある幼稚園で、砂場で遊んでいたA、B、C、D、部屋で遊んでいたE、F、Gの7人の中に、逆上がりができる子が2人いることが分かっている。そこで、A~Gに尋ねたところ、それぞれ以下の発言をした。
ただし、7人のうち、本当のことを言っているのは2人だけで、あとの5人は間違ったことを言っていた。これらのことから確実にいえるのはどれか。

  • A:Bは逆上がりできるよ。
  • B:Aは間違ったことを言っているよ。
  • C:AもBも2人とも間違っていることを言っているよ。
  • D:砂場で遊んでいた子の中には逆上がりできる子はいないよ。
  • E:私は逆上がりができない。
  • F:逆上がりができるのは2人とも砂場で遊んでいた子だよ。
  • G:EとFの少なくともどっちかは本当のことを言っているよ。
  1. 本当のことを言っているのは、1人が砂場で遊んでいた子であり、1人は部屋で遊んでいた子である。
  2. Dは本当のことを言っており、Eは間違ったことを言っている。
  3. Bは逆上がりができ、間違ったことは言っていない。
  4. 逆上がりができるのは、FとGの2人である。
  5. 逆上がりができるのは、1人は砂場で遊んでいた子であり、1人は部屋で遊んでいた子である。

2006 国税・労基


解答と解説

解答


解説

やり慣れていない人が見ると、情報量の多さに圧倒されます。
しかし、定石通りにすっきり解ける問題です。

真偽の基本テクニック
「他人の真偽について発言している箇所から攻める」
すぐに矛盾が見つかることが多いです。

Bの発言:Aは間違ったことを言っているよ。

Bが本当ならAが嘘 Bが嘘ならAが本当
よって、AとBの2人のうち1人が本当1人が嘘とわかります。

Cの発言:AもBも2人とも間違っていることを言っているよ。

Cが本当ならば、ABともに嘘を言っていることになり矛盾がおきます。
AとBのどちらか1人は本当だからです。
よって、Cは嘘とわかります。

Gの発言:EとFの少なくともどっちかは本当のことを言っているよ。

Gが本当なら、GとE、あるいはGとFの2人が本当になります。
これでは、本当がA(あるいはB)を含めて3人になり矛盾が起きます。
よって、Gは嘘が決定。続けて、E、Fは両方とも嘘も決定

残ったDが本当です。

ここまでの情報で
2:Dは本当のことを言っており、Eは間違ったことを言っている。
が確実に言えます。
よって、選択肢2が答えです。

ちなみに、Dが本当のことを言っていることから、
砂場で遊んでいたA,B、C、Dの中に逆上がりできる子はいません。
よって、Aの発言、Bは逆上がりができる、から
Aが嘘をついていることも判明します。







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