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問題
下の図のように、11以上21以下の奇数を書いた赤いカードが1枚ずつ、6以上18位下の偶数を書いた白いカードが1枚ずつ、全部で13枚あります。
- 11,13,15,17,19,21・・・赤
- 6,8,10,12,14,16,18 ・・・白
この13枚のカードの中から抜き出して、青い袋と黒い袋にそれぞれ5枚ずつのカードを入れました。
そして、
- 青い袋にはいっている赤いカードに書かれた数の合計
- 青い袋にはいっている白いカードに書かれた数の合計
- 黒い袋にはいっている赤いカードに書かれた数の合計
- 黒い袋にはいっている白いカードに書かれた数の合計
をそれぞれ調べたところ、これらはすべて同じ値になりました。
この値として考えられるものをすべて求めなさい。
- 32 33 34
- 32 34 36
- 33 35
- 34 36
- 34 35 36
想定問題
解答
解説
求める値をPとします。
Pは、白いカードに書かれた数(偶数)の合計なので、必ず偶数です。
Pは、赤いカードに書かれた数(奇数)の合計でもあるため、これを偶数にするためには、赤いカードは一つの袋の中に偶数枚でなくてはなりません。
赤いカードは全部で6枚あるため、それぞれの袋に入れた枚数は以下のようになります。
(2枚、2枚)か(2枚、4枚)となりますが、(2枚、4枚)では数の合計を等しくすることはできないため、(2枚、2枚)とわかります。
それぞれの袋に5枚ずつ入れているので、白いカードは(3枚、3枚)入れています。
白いカードは全部で7枚あるため、1枚だけ袋に入れなかったことになります。
白いカードの7枚の合計は84であり、入れなかったカードの数をQとすると、
84-Q=P(偶数)×2 なので、Qは4の倍数です。
よって、Qは8か12か16のいずれかです。
Q=8 の場合
残り6枚の合計は76なので、P=38 これを赤いカード2枚で2組つくることができないためこれはありえないことがわかる。
Q=12 の場合
残り6枚の合計は72なので、P=36 これは、赤いカード2枚で2組つくることができる。また、白いカード3枚で2組をつくることもできる。
赤 (15、21)と(17、19)
白 (6 14 16)と(8 10 18)
Q=16 の場合
残り6枚の合計は68なので、P=34
これは、赤いカード2枚で2組つくることができます。
また、白いカード3枚で2組をつくることもできます。
以上より、求める値は34、36のいずれかです。
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