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問題
甲、乙2種類の食塩水がある。甲3、乙1の割合で混ぜ合わせると濃度5%、甲1、乙3の割合で混ぜ合わせると濃度7%の食塩水が得られる。このとき、甲の食塩水の濃度に最も近いものは次のうちどれか。
- 2.6%
- 3.6%
- 4.6%
- 5.6%
- 6.6%
2003 裁判所事務・家裁
解答と解説
解答
2
解説
2つの解法を示します。
具体値をおく
甲 乙
900g + 300g = 1200g で 濃さ5% 溶けている食塩 60g
100g + 300g = 400g で 濃さ7% 溶けている食塩 28g
上の2つの混ぜ方でできた食塩水の差をとると、甲800gに食塩が32g溶けていることがわかります。よって、甲の濃度は4%、最も近いのは、3.6%なので、2が答えです。
てんびん図
甲の濃度をX%、乙の濃度をY%とする。
甲3、乙1の割合で混ぜ合わせると濃度5%
甲1、乙3の割合で混ぜ合わせると濃度7%
上の2つのてんびんの長さは等しいので、上の2つの図のてんびんを分けている1山は同じ大きさです。よって、以下のようになります。甲の濃さは4%、最も近いのは、3.6%なので、2が答えです。
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